格闘技で強くなるには
こんにちは、神田です!
今日は格闘技で強くなるための方法をお伝えします。
格闘技で強くなる為に必要な事は筋トレやハードなスパーリング、メンタルコントロール等様々ありますが
大事な事は
1つの技をやり続けることです。
始めたての頃はスパーリングで技を掛けても相手に掛からない事が当たり前で、仕方ない事です。
しかし、なぜ掛からなかったかを自分で考えてブラッシュアップしていく事が大切です。
格闘技に限らず、スポーツでなかなか上達しない特徴の一つとして、1つの技を磨かず色んな技を少しだけやるというのが挙げられると思います。
”私が恐れるのは1万通りの蹴りを1度ずつ練習した者ではない。
たった1つの蹴りを1万回練習した者だ”
Bruce Lee.
初めはクラスで習得したテクニックがスパーリングで掛からないかもしれません。
しかし!
この技掛からなかったから他の技やろ!
の繰り返しを行うといつまで経っても1つの技の精度が上がらず結果的に競技者として上達しなくなります。
技が掛からない要因の一つして相手がリアクションしてくるという事が挙げられます。
バックチョークをしようとしたら腕で首を防がれた、三角絞めをしようとしたら頭を上げられてクラッチが出来なかった等…
1回で技を諦めるとそこで終わりですが、2回目に同じ技をかけると少なくとも1回目にしてきたリアクションを頭に入れた上で攻める事ができます。
上記の例では、防がれないように腕をコントロールした上でバックチョークを掛ける、頭が上がらないように抱えてクラッチを固める等。
このリアクション→アクション→リアクションのローテーションが格闘技の常です。
1つの技を繰り返し練習する事でこのローテーションで勝つ事が出来る様になります。
技を掛ける上で速さ・場所(mm単位)・力の入れ具合・緩急等、更に言葉で表現できない他に必要なもの。
それらを総称して”精度”と呼びます。
精度が極限まで高いレベルになると、そもそも相手のリアクションが追いつかず、防御されなくなります。
クラスで技を初めて習った時とクラス終わりにその技を練習する時ではスピードやキレが変わると思います。
これが精度が上がるという事です。
そして精度を上げる為に同じ技を繰り返し練習し、ブラッシュアップさせていきます。
技の見た目が同じでも技が掛かりやすくなったり、少ない力で掛かるようになったり、相手に対する効果が変わります。
余談ですが
同じ技を何度も試合で極める選手がいます。
彼らは自信を持って試合でその技を掛けにいきます。
それが自分の得意技であると、その技の精度が高いと自分で理解しているからです。
そして当たり前かのように試合で極めます。
彼らも得意技を1日かそこらで習得した訳ではありません。
何千、何万回と繰り返しています。
繰り返す事で精度が上がり、防がれなくなり、それが自信に繋がります。
強い選手になればなるほど、この自信を持っている部分が広いか尖っています。
さて、この記事の答えですが
格闘技で強くなるには
この自信を持つ部分を増やす作業を繰り返す事が大切です。
全ての技を習得する必要はありません。ひとつの技を極限まで磨けば良いのです。磨き切ったら次の技を磨いてください。
今すぐ1つの技をやり続けましょう。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
あなたの格闘技ライフが怪我なく末長く続く事を祈っています。
まだ初めてない方はぜひ当ジムへ遊びに来る事をご検討ください。
”日常”に”非日常”を提供します。
RATEL GYMとは?
PS.
本記事ではこう言ってますが、選択肢が広くカッコイイ技が多い事が柔術の魅力として挙げられます。
筆者もカッコイイ技が大好きです。笑
強くなる事だけが格闘技をする理由だとは限らないので存分にやりたい技をやって楽しくブラジリアン柔術を続けましょう!
ちなみに筆者の得意技は三角絞めです🥋